主は近いのです
ピリピ人への手紙 4章1節から9節
ピリピ人への手紙の内容、背景、教会、著者パウロに関して、出来事等
「主は近いのです」5節
1から9節の中に「喜び」が3回、ピリピ人への手紙の中には15回。
パウロ囚われの身でありながらの「喜び」
1. 「主の日」がいよいよ近づいている。
主の裁きの前に立つ日を前に、恐れなく待ち望むように教えられ、厳しい状況の中にも目を覚ましていたパウロの時代の主の民、主の弟子たち。
私たちも、この日が近づいていることを心して覚えなければならない。
2. 私たちが個人的に主の御前に立つ日が近づいている。
いつかはわからない。しかし確実に各個人は主の前に立つ。コロナ、事故等に遭遇しなくても、確実にその日は近づいている。
その事を意識し、心備えして毎日生きることが必要。
3. 今まさに主が近くにおられる。(マタイの福音書 28章20節)
どのような中にいても、主は私たちと共にいてくださる。
だから、喜べる→困難の真っ只中にあっても。
だから、寛容を証しできる。全てを受け入れる広さを。
だから、苦難や思い煩いの中でも、感謝を持って祈れる。
そして、神の平安の中で生きることができる。
困難な中でこそ、主が近く、共におられることを意識しながら歩んでゆこう。